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建通新聞社四国
2012/12/11
【愛媛】岩城環状線ＢＰ新設 復建で詳細設計
愛媛県今治土木事務所は、(一)岩城環状線のバイパス道路新設（以下ＢＰ）を計画しており、道路や防波堤構造物の詳細設計、現地測量などを復建調査設計(松山市)で進めている。今後、関係機関と調整しながら、ＢＰに伴う岩城漁港内の公有水面埋め立て申請を予定。２０１５年度完了を目指して事業を進めていく。（本文中の数量は予備設計段階のもので、変動の可能性あり）。
工事場所は越智郡上島町の岩城浜～海原地区。現道は狭隘（きょうあい）で人家密集地を通っており、災害時の通行確保や医療施設へのアクセス向上、歩行者および通行車両の安全確保などを目的に、現道の海側に計画延長約４００㍍、幅員５・５（９・７５）㍍、片側歩道付のＢＰを新設する。ＢＰは岩城漁港を埋め立て海上部を通すもので、４００㍍のうち現道拡幅部が約５０㍍、陸上部新道約１５０㍍、海上埋め立て部が約２００㍍となる計画。１０年度までに県単事業で予備設計を終え、社会資本整備交付金事業として１１～１５年度の事業計画年度で進めている。埋め立てについては、県が道路部約１万２０００立方㍍を担当し、背後部約３万４０００立方㍍を上島町が担当する。
埋め立てに伴い、防波堤新設と既存水路の再設置または補強、物揚場新設などを予定。防波堤の規模は延長８０㍍、エプロン幅６㍍、構造幅７・９㍍、構造体全体の高さ平均約８㍍、平均水深マイナス４・０１㍍。構造は、沖側が鋼管杭基礎で桟橋式、陸側は直接基礎でＬ型セルラーブロックを検討する。水路は東側と西側の２本あり、東側が延長約３０㍍、幅員約８㍍、西側が延長約１０㍍、幅員約４㍍、深さは双方とも約３㍍。物揚場は延長約１６０㍍。ほかに既存浮桟橋の移設、再設置など検討している。
工事場所は越智郡上島町の岩城浜～海原地区。現道は狭隘（きょうあい）で人家密集地を通っており、災害時の通行確保や医療施設へのアクセス向上、歩行者および通行車両の安全確保などを目的に、現道の海側に計画延長約４００㍍、幅員５・５（９・７５）㍍、片側歩道付のＢＰを新設する。ＢＰは岩城漁港を埋め立て海上部を通すもので、４００㍍のうち現道拡幅部が約５０㍍、陸上部新道約１５０㍍、海上埋め立て部が約２００㍍となる計画。１０年度までに県単事業で予備設計を終え、社会資本整備交付金事業として１１～１５年度の事業計画年度で進めている。埋め立てについては、県が道路部約１万２０００立方㍍を担当し、背後部約３万４０００立方㍍を上島町が担当する。
埋め立てに伴い、防波堤新設と既存水路の再設置または補強、物揚場新設などを予定。防波堤の規模は延長８０㍍、エプロン幅６㍍、構造幅７・９㍍、構造体全体の高さ平均約８㍍、平均水深マイナス４・０１㍍。構造は、沖側が鋼管杭基礎で桟橋式、陸側は直接基礎でＬ型セルラーブロックを検討する。水路は東側と西側の２本あり、東側が延長約３０㍍、幅員約８㍍、西側が延長約１０㍍、幅員約４㍍、深さは双方とも約３㍍。物揚場は延長約１６０㍍。ほかに既存浮桟橋の移設、再設置など検討している。
