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建通新聞社(中部)
2012/12/12

【愛知】県 防災協定締結企業を12月下旬から公募

 愛知県は、2013〜15年度に県と防災協定などを結ぶ建設会社を、12月下旬〜13年1月上旬に建設事務所ごとに公募する。募集するのは、防災▽緊急維持修繕▽道路雪氷−の3協定だ。
 防災協定は、台風や豪雨などの災害が発生した時に、契約前に公共土木施設の応急工事を実施。緊急維持修繕協定は、緊急かつ小規模な工事を通常の契約手続きによらず、通知により実施するもの。道路雪氷は、道路の路面凍結を防止するため、通知により凍結防止剤の人力散布などを行う。
 現在、県と協定を結んでいる企業は約370社。県が発注する総合評価落札方式の入札では、「災害協定などに基づく協定締結および活動実績の有無」を評価対象としており、方式によっては最大6点加算される。
 例えば特別簡易型の「地域型T」の場合、3協定全を県と締結していれば3点加算される。さらに活動実績1件当たり1点が追加され、最大6点が加算される仕組みだ。活動実績は過去5年間有効。
 災害協定の締結の評価方法は見直しも検討している。13年2月ごろに開く愛知県建設部総合評価審査委員会(委員長・梅原秀哲名古屋工業大学教授)で見直し案を審査した後、3月に見直しの方向性を示す予定だ。

提供:建通新聞社