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建通新聞社(中部)
2012/12/18

【岐阜】岐阜駅周辺連続立体交差事業 名鉄岐阜駅側を先行

 岐阜県は、財政難などにより10年近く具体的な進展がなかった「岐阜駅周辺連続立体交差事業」について、全体約2・9`の約半分にあたる名鉄岐阜駅側の約1・5`区間を先行して整備する方針を明らかにした。これは開会中の県議会の一般質問において、古田肇知事が答えたもの。
 今後、事業化に向け概略設計などの計画づくりを進めるため、2013年度以降から、基本的な事項に関する整理検討、調査に取り掛かる。また、引き続き岐阜市や名古屋鉄道との協議や地元説明なども行っていく見込みだ。事業認可のためには、都市計画案の策定や、案の縦覧などを経て都市計画審議会で都市計画決定する必要がある。
 同事業は、名鉄名古屋本線の名鉄岐阜駅(岐阜市)から岐南駅(羽島郡岐南町)間の約2・9`区間を対象に、線路を高架化し、12カ所の踏切を除却し、交通の円滑化を図る。同線と交差する道路は都市計画道路4路線(うち1路線は新設)とその他の道路9路線。高架化の工法は、複線仮線方式。同区間内にある加納駅と茶所駅を廃止し、両駅の中間に高架の統合駅を整備する。同事業は1997年に基本構想素案を策定し、99年には国が新規着工準備を採択した。翌2000年には基本構想(案)を県と岐阜市でまとめていた。それ以降も地元説明会や岐阜市や名古屋鉄道との協議などを進めてきたが、調整に時間がかかったうえに県の財政事情などから具体的に進展していなかった。
 今回先行して整備を進めるとしたのは、名鉄岐阜駅から茶所駅の南側までの約1・5`区間。同区間内には、8カ所の踏切と、廃止する加納駅と茶所駅、新たに整備する統合駅などが含まれる。

提供:建通新聞社