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日本工業経済新聞社(山梨)
2012/12/19

【山梨】北杜市内2カ所追加 清里大橋、宮久保橋を補修

 県中北建設事務所峡北支所は、12月補正予算の成立を待ち、2つの工事を追加する。国道141号「清里大橋」と県道茅野北杜韮崎線「宮久保橋」の橋りょう補修で、高欄などの修繕のほか、耐震補強も行う。県では経済対策として、12月補正案に国道・県道の橋りょう修繕費約7億円を盛り込んでいる。
 同補正により県内各地で計画されている橋梁補強の一環。峡北支所では、いずれも即着工が見込める2カ所の補強・修繕を計画した。
 清里大橋は単純鈑桁橋で、橋長44m、幅員10・5m。今回の工事では、伸縮装置の取り替え4カ所▽橋面防水約400u▽高欄(防護柵)取り替え−を計画。すでに落橋防止装置は設置済みという。本工事の設計は大日コンサルタントが担当した。
 一方の宮久保橋も単純鈑桁橋で、橋長45m、幅員9・8mと大きさもほぼ同規模。こちらは落橋防止装置が設置されておらず、今回2カ所に設置。そのほか伸縮装置取り替え2カ所▽橋面防止約440u▽高欄(防護柵)取り替え−を予定している。設計は長大が担当している。
 補正予算が県議会で承認されれば、年明けには入札公告する。清里大橋は1月中旬、宮久保橋は同下旬を予定。経済対策として行うため、できるだけ早く金銭の支払いができるよう、早期契約を目指す。