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建通新聞社
2012/12/19

【大阪】うめきた2期開発 13年度に国際コンペでアイデア募る 大阪駅周辺地域部会

大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会の大阪駅周辺地域部会(部会長・橋下徹大阪市長)は、うめきた2期開発について、2013年度に開発計画のアイデアを国内外からのコンペ方式で募集する方針を決めた。大阪市は12度度中に緑化や容積率など公募の条件を策定。13年度に選定される開発計画を基に、14年度中の計画決定を目指す。
 うめきた2期(大阪市北区、梅田北ヤード)は、面積約17f。「民間を主体に計画を進める」方針。海外を含めたオープンなコンペで大阪を世界にアピールする。
 開発の基本的な考え方は、大規模な「みどり」空間の創出をテーマとし、都市機能、広域鉄道インフラなど交通施設の導入空間を確保する。開発段階では、2期地区のインフラ環境(道路・広場、鉄道地下化・新駅設置、平面緑地)の整備を先行的に着手し、順次街区ごとに開発する方針。
 活用可能な面積は、道路面積(約5f)を除く約11・5f。「みどり」空間は、平面的な緑地に加え、都市機能の上部などを緑化する「立体緑地」も想定する。関西経済連合会が「一定の都市機能が必要」と指摘し、南側の約4fを「民間参加型開発地」と位置付ける提案を行っている。