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日本工業経済新聞社(山梨)
2012/12/20

【山梨】県道路関連10カ所追加 今月下旬から公告

 県峡東建設事務所は、12月補正予算案に10カ所程度の道路関連工事を盛り込んだ。橋りょう補強や、継続して行っている道路改良など、いずれも早期着工が見込める箇所。現在開催中の県議会で補正予算が成立すれば、今月下旬から順次入札公告する。
 国からの補助金及び交付金を受け経済対策事業を実施する。峡東建設管内では、橋りょう補修7、道路改良3の計10カ所程度を計画。うち工期が約1年の「国道411号上萩原大橋耐震補強工事」については、すでに公告されており、補正予算成立後、2月には落札者が決まる予定だ。
 このほかの工事については今月下旬から来年1月末までをメドに順次公告、発注される。道路改良では、▽国道411号等々力歩道設置(L100m、甲州市勝沼町)▽県道柳平塩山線(L170m、山梨市牧丘町千野々宮)▽塩山停車場大菩薩嶺線」(L150m、甲州市塩山上萩原)。
 橋りょう補修では、上萩原大橋以外に、▽県道一宮山梨線「桑戸正徳寺こ線橋」(笛吹市春日居町桑戸)、「新坪井橋」(笛吹市石和町上平井)▽県道三日市場南線「亀甲橋」(山梨市小原西)▽国道137号「新十郎橋」(笛吹市御坂町上黒駒)、「藤野木橋」(笛吹市御坂町藤野木)▽県道市之蔵山梨線「一宮橋」(笛吹市一宮町一宮)−を計画する。このうち一宮橋は1936年(昭和11年)竣工のRC橋。老朽化が進んでおり、今回は耐震対策として、落橋防止装置を設置する。
 橋の概要及び補修内容は次のとおり。
 「上萩原大橋」(L209m、メタル・ボックス桁)落橋防止装置、変位制限装置、塗装工、地履工▽「桑戸正徳寺こ線橋」(L264m、PC・JR部メタル、箱桁)落橋防止装置、クラック補修▽「新坪井橋」(L478m、メタル・ボックス桁)落橋防止装置▽「亀甲橋」(L102m、メタル・トラス桁)クラック補修、防護柵工、照明設置工▽「新十郎橋」(L85m、メタル・トラス桁)クラック補修▽「藤野木橋」(上りL42m、下りL48m、単純鈑桁)支承、伸縮装置▽「一宮橋」(L24m、RC)落橋防止装置