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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/01/09

【埼玉】「見える化」を推進/13年度の予算編成方針

 深谷市は、2013年度の予算編成方針を明らかにした。市民に市施策をより身近に感じさせるためには、更に予算編成の実態や優先順位を明白にしていくことが重要であるため「予算編成の見える化」を推進し、市民の意見を予算編成に取り入れる取り組みや予算編成の過程を公開して、市民に開かれたものにしていく。
 現下の厳しい財政状況において、限られた財源のもと市民サービスの維持・向上を図るため、事業の選択と集中の推進が必要となる。このため、市では行政評価(施策評価・事務事業評価)を通じた事務事業のスクラップアンドビルド、新規事業の事前評価を推進している。
 そして、予算編成過程の公開に向けて要求と査定の状況を明らかにするため、政策的・臨時的な性格が強い事業(政策的経費)については『一件別査定』、経常経費については要求上限額の範囲内で、人件費・公債費・扶助費の義務的経費については所要額により予算編成を実施。
 特に、政策的経費については、過去の実績、行政評価等を十分考慮し、事業の必要性・妥当性を検証してうえで、優先順位を整理し、見直すべきものは見直し、適切な事業内容、事業量の見込みを設定する。