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建通新聞社四国
2013/01/11

【徳島】沖洲小増改築 剛とエーシーイで設計着手

徳島市は、「沖洲小学校」の校舎と屋内体育館の増改築を計画しており、11日までに建築と設備の各実施設計を開始した。委託先は建築設計が剛建築事務所(徳島市)、設備設計がエーシーイ設計(徳島市)。2013年夏ごろをめどに設計完了を目指していく。
 設計対象となるのは、校舎・給食室・屋内運上場の増改築とぞれに関連する事前工事・外構工事・グラウンド整備工事のほか、既存西校舎の改修、渡り廊下設置工事、既設の旧校舎・屋内運動場・給食棟の解体工事など。各施設の計画改築面積は、校舎・給食室が5406平方b。屋内運動場が1283平方b。
 市では、増改築に向けグランド南側の隣接地(約3790平方b)を取得しており、同所を含めたグラウンド部分に新校舎・屋内運動場などを建設。完成後、既存校舎(西校舎除く)などは解体する。予定では、本体工事に2013年度末までに着手、順調なら15年度中の完成を目指していく。
 現施設の規模は、南校舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1363平方b、北校舎が同造2階建て延べ1297平方b。体育館が鉄骨造平屋435平方b。今回改修対象の西校舎は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1078平方bとなっている。
 施工場所は、南沖洲2丁目地域で総面積1万2732平方b。
 沖洲小の伝統の継承と未来への飛躍の場、地域社会との調和、避難ビル、避難所施設を兼ね備えた学校として再生するため、老朽化し耐震基準を満たしていない施設の改築などを図ることにした。