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日本工業経済新聞社(茨城)
2013/01/25

【茨城】県道路建設課 大角豆交差点側を重点 354号谷田部東拡幅

 県土木部道路建設課は、国道354号の谷田部東拡幅事業(つくば市真瀬〜大角豆)について、交通渋滞の激しい大角豆交差点付近、延長420mの整備を計画している。重点整備区間として設定し、未買収地の取得が優先して進む。来年度をめどに用地買収を完了させ、初段着工につなげたい考えだ。

 つくば市内の国道354号は、県道つくば真岡線の真瀬入口交差点から、学園東大通りの大角豆交差点までの延長約10・1qを、1999年度に4車線道路として都市計画決定。
 このうち、学園西大通りの稲荷前交差点から大角豆交差点まで約2・5qは、谷田部東拡幅事業として、2003年度より整備を進めている。計画幅員が35/14m。渋滞が著しい大角豆交差点から西側の約420m区間を優先整備するとしており、2011年12月時点で約3割の用地を取得した。
 4車線で完成した場合の全体事業費は97億円。11年度末までに6100万円を投じ進捗率は7%。本年度は4000万円で用地補償を実施。来年度以降の残事業費は89億5500万円。
 この事業区間は、沿線に商業施設などが連担しており、移転補償費が多額となることから、事業開始から10年が経過。5年ごとに事業の有用性を評価する本年度の「県公共事業再評価委員会」にも案件として挙がっており事業継続が妥当と判断されている。
 事業の効率性を示すB/C(費用対効果)は3・2と、基準値の1・0を上回っている。総便益(B)が247億円。総費用(C)が77億円。
 今後も重点整備区間の用地買収を優先し、来年度をめどに完了を目指す。そして、渋滞の激しい大角豆交差点側から段階的な整備を進め、順次、供用を図るなど、効果的な事業推進を図る方針だ。
 なお、真瀬入口交差点から島名・福田坪土地区画整理事業区域内を通過する新都市中央通り線までの約2・1qは、谷田部バイパスとして、2002年度から整備着手。これまで真瀬入口交差点から東側の約300m区間を4車線で供用。残る約1・8q区間は、本年度末の供用を目指す。
 谷田部バイパスと谷田部東拡幅の間にはさまれる未着手区間の約5・5qは、現在、整備を進めている区間の進捗状況や、周辺の交通量の動向などを見極めながら、今後、事業化について検討していく。