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建通新聞社四国
2013/02/12

【高知】高知市7校耐震 3月中旬にも一般競争で公告

高知市は、2018年度までのできるだけ早い時期に学校施設の耐震化を完了させるため、潮江東小学校南舎など7校8棟の耐震補強を3月中〜下旬に一般競争で公告する。また土佐山小中学校の校舎と体育館の改築は7月ごろの公告を予定している。
 耐震補強を行う施設の概要は次の通り。
 ▽潮江東小学校南舎(潮新町2丁目)が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1233平方b、設計はセブン設計(高知市)が担当▽第四小学校西舎(上町2丁目)が同造2階建て延べ1190平方b、設計は依光建築設計事務所(高知市)が担当▽江ノ口小学校南舎(新本町1丁目)が同造3階建て延べ2626平方b、設計はMA設計事務所(高知市)が担当▽潮江小学校北舎(百石町2丁目)が同造3階建て延べ2069平方b、設計はかめお設計(高知市)が担当▽神田小学校が同造4階建て延べ3594平方b、設計は熊沢構造設計事務所(高知市)が担当
 ▽春野西小学校体育館(春野町弘岡中)が鉄骨造平屋746平方b、設計は連合設計事務所(高知市)が担当▽浦戸小学校体育館(浦戸)が同造2階建て延べ486平方b、同西舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1267平方b、設計は両施設とも依光建築設計事務所(高知市)が担当
 各施設とも鉄骨ブレースなどによる耐震補強のほか、外壁や内壁の改修、屋上防水なども進める。これらの工事費は、9月補正予算で10億円を計上している。
 土佐山小中学校の校舎・体育館改築は、小学校側に中学校を統合し、小中一貫校として整備、15年4月の開校を目指す。13年度当初に予算要望する予定で、10月ごろ建築に着手、新施設完成後の14年度中に既存施設を解体し、グラウンドの整地や外構工事を進める。統合小中学校で想定される児童生徒数は50人ほど。設計は山本設計(高知市)が担当。
 このほか、現時点で補強設計に未着手の学校施設が70棟ほど残っており、このうちいくつかの施設の補強設計についても13年度当初で予算要望する予定となっている。