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建通新聞社
2013/02/12

【大阪】大阪市 吹田市の弘済院 10fの売却・開発で公募型プロポーザル 13年度公告・選定へ

大阪市は、吹田市にある病院を含む医療・介護の複合施設、弘済院について、民間移譲による新施設建設を実現するため、2013年度に事業者の公募型プロポーザルを行う計画だ。8日の大阪府市統合本部会議で今後のスケジュールなどを示した。
 場所は吹田市古江台6ノ2ノ1。敷地約10万平方bの中に、付属病院(一般病床90床)、第1特別養護老人ホーム(第1特養、定員270人)、第2特別養護老人ホーム(第2特養、定員77人)、養護老人ホーム(定員270人)がある。
 施設が老朽化しているため、市営を廃止し、全施設を民間に移譲。現利用者に必要なサービスを提供することなど、必要な条件を付して公募で企画提案を受ける、プロポーザル方式で運営主体を選考する方針とした。
 土地の活用は、基本的なコンセプトを満たすものであれば、柔軟な活用を認める方針。これまで、吹田市などとの事前協議、市場調査、売却条件の検討などを進めてきた。
 13年度は、公募型プロポーザルの参加要件や企画条件などを固めた後に、プロポーザルを公告。年度末までに事業者を決定する予定。また、吹田市所有地の所有権移転などの調整も行う。14年度に病院、特別養護老人ホームの廃止手続き、新施設、既存解体の設計などを実施。15年度に既存の解体に着手する計画だ。