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　熊谷市の富岡清市長は13日、２０１３年度当初予算案概要および主要事業について発表した。一般会計は前年度比１・７％増となる５８５億円、７つの特別会計、水道事業会計を合わせた総額は９５０億１６８０万９０００円で同１・６％増となった。道路整備３億円、道路維持４億円など生活道路の側溝、舗装などの工事や、公園施設では長寿命化計画を策定。また、中心市街地活性化関連で優良建築物等整備事業をスタートする。
　北部地域振興交流拠点施設（仮称）は県との共同事業でにぎわい施設導入検討調査。佐谷田地区への新駅設置推進は、熊谷〜持田間の新駅で秩父鉄道の基礎調査へ行田市とともに費用一部負担。
　主な事業は次のとおり。
【防災行政無線（固定系）デジタル化事業】
　現在のアナログ３波をデジタル１波に機器統合。デジタル化の計画調査を行い、デジタル化の方法や設計・施工業者などについて公募型提案競技（プロポーザル）方式で決定し、最新技術導入と短期集中整備を図る。事業費４６０万円
【緊急輸送道路閉塞建築物耐震化支援事業】
　耐震診断、耐震改修に要する費用を一部助成。１棟につき耐震改修工事に要した費用の３分の２に相当する額で、１�uあたり１万円かつ１棟あたり１０００万円が限度。事業費１３００万円
【消防救急デジタル無線整備事業】
　現行のアナログ方式からデジタル方式へ移行するもので、電波伝搬調査および基本・実施設計を行う。14年度以降は基地局・移動局整備と指令台改修など。行田市との共同実施。事業費１４００万円
【大里地区保育所統合整備事業】
　大里第２、第３保育所を統合し、大里保健センター（向谷３６０−１ほか）を改修・転用し定員90人の新たな保育所とする。14年度開所予定。事業費１億５７１６万７０００円
【放課後児童保育室整備事業】
　籠原小敷地内に（仮称）第３籠原児童クラブを整備。木造、建築面積約１１０�u、定員40人。10月開所予定。事業費２７７３万２０００円
【小中学校屋内運動場建築事業】
　14年度改築予定の奈良小、久下小、星宮小の３校へ設計、地質調査に各１３００万円余り。なお、13年度工事予定の桜木小（３億５０００万円）、熊谷西小（３億６３００万円）、佐谷田小（３億８９００万円）は３月補正で計上