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日本工業経済新聞社(茨城)
2013/02/16

【茨城】茨城町 文化的施設基本方針策定 新年度に基本設計着手

 茨城町は、東日本大震災で被災した中央公民館(小堤1070)に代わる文化的施設の整備に向けた基本方針を公表した。建設場所は県畜産センター養鶏研究室跡地(小幡820―3ほか、敷地面積約4万6000u)とし、600席以上の多目的ホールや防災機能をもたせる。順調ならば新年度から基本設計および用地購入を進め、2014年度中の着工、15年度の完成を目指していく。概算事業費の上限は36億円としている。
 中央公民館(RC造3階建て延べ2565u)は、年間延べ5万4000人以上(10年度実績)が利用するなど多くの町民から親しまれているが、震災後は耐震力不足により使用を中止している。
 また、1975年の建設と古く、建物の内外装や音響・照明設備などの老朽化が進み、ユニバーサルデザインも導入されていない。
 このため、昨年7月に文化的施設整備方針検討委員会(佐藤方彦委員長)を発足させて中央公民館のあり方を検討し、このほど小林宣夫町長に答申を行った。また、募集していたパブリックコメントの結果も公表した。
 新しい文化的施設は、新たに建設場所を確保して公民館機能と文化ホール機能を併せもつ文化的施設とする。基本的な考え方は、@町民が気軽に利用できる施設A多目的な利用ができる施設B地域振興に寄与し、地域の特性を活かす施設C環境にやさしく、低コストを目指した施設D防災機能をもつ施設―としている。
 規模については、諸室構成は現在の施設を踏まえ、多様な利用形態に対応できるよう600席以上の多目的ホールを整備する。また、生活支援物資や燃料などの備蓄機能ももたせる。敷地面積は3万uを基本とする。
 建設場所の県畜産センター養鶏研究室跡地(A4万6607u)は、用地取得費が安価であることや地盤が強固であること、交通アクセスや利便性に優れていることなどを理由に選定された。
 概算事業費の内訳は、本体工事費が27億円、基本・実施設計費や外構工事費、用地購入費などが9億円。順調ならば新年度から基本設計に着手し、土地所有者である県との交渉も進める。スケジュール通りならば、14年度までに実施設計をまとめ、同年度中に着工して15年度中の完成を目指すことになる。
 施設の運営や維持管理については、最小の経費となるよう民間による運営なども含めて検討していく。