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建通新聞社
2013/02/25

【大阪】大阪府都市整備部 路三国塚口線を2013年度に新規事業化 事業費約78億円

大阪府都市整備部は、都市計画道路三国塚口線の整備で、豊中市庄内西町5〜庄内栄町5丁目間を2013年度に新規事業化する予定だ。
 同線は、豊中市の庄内地区を東西に貫き、国道176号から兵庫県境の旧猪名川までを結ぶ延長約1・5`の幹線道路計画。兵庫県側の山手幹線は、10年10月に全線整備しており、三国塚口線と接続することで国道2号、国道43号を補完する阪神間の交通ネットワークの強化を図る。
 事業全体は、将来の府県間部を含めた計画。このうち、今回の事業化区間は、国道176号から府道大阪池田線間を整備し、兵庫県側からの流入交通に対応する。現状は、一部の歩道が未整備で、既存の歩道幅員も1〜1・5bと狭く歩行者の危険性が指摘されている。
 現道の道路拡幅工となり、延長は1060b、幅員約27b。4車線道路で、両側に自転車歩行者道、植樹帯を設置。道路区分は第4種第1級。概算事業費は77億8000万円で、国からは42億8000万円の補助を見込む。事業費の内訳は、▽調査費(測量・設計)1億円▽用地費26億円▽補償費30億8000万円▽工事費(道路・電線共同溝築造)16億7000万円。工事費の内訳は、道路築造工事に11億6000万円、電線共同溝築造に5億1000万円を見込む。
 早期の事業効果が発揮できるよう、区間を4分割して集中的に整備を進める。
 穂積菰江線交差部(220b)は、先行的に豊中市施行で事業中(12年度末完成)。今後、阪急西側線〜府道大阪池田線、国道176号〜穂積菰江線交差部、穂積菰江線交差部〜阪急西側線を順次整備する。完成は23年度を目指す。