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建通新聞社四国
2013/03/19

【香川】県警察本部 2013年度の総合的な交通安全対策

香川県警察本部は、人口10万人当たりの交通事故死者数が全国ワースト1位である現状を踏まえ、2013年度に総合的な交通安全対策の推進を図るため、交通安全施設整備費を大幅に増加させ、脱却を目指す。前年度より2割強増加した12億9600万円の事業費を13年度当初予算に盛り込んでいる。
 多発する交差点や夜間の事故を防止するため、信号機の高度化・LED化などを推進する他、歩行者などの安全通行を確保するための標識・標示の新設・更新などを行う交通安全施設の整備費に9億4700万円。
 交差点の出会い頭事故事故や横断歩道上の歩行者事故を抑止するための高輝度標識・標示集中整備費に3億3500万円。
 自転車事故を抑止するため安全確認励行の表示板を設置する自転車事故抑止標識改良費に1400万円を計上している。
 施策別の事業内容は次の通り。
【交通安全施設整備事業(補助事業)】
 交通管制センターの高度化や道路交通の円滑化対策に2億7500万円。内容は管制センター中央装置更新、交通管制エリア更新10基、交通情報板新設と更新が各1基、情報収集装置更新9基、交通監視用テレビカメラ新設と更新が各1基。
 信号機の高度化、老朽化に伴う更新改良に1億6700万円。内容はプログラム多段系統化19基、半感応化12基、押しボタン化18基、多現示化2基、右折感応化4基、車灯改良24基、歩灯改良24基。
 歩車分離新郷整備6基に7400万円。防災経費として3700万円。内容は信号機電源付加装置新設と更新に各1基、車灯改良10式、歩灯改良10式。円滑化対策として7300万円。内訳は車灯改良31式、歩灯改良25式、押しボタン化11式。
【同(県単事業)】
 信号機、標識、標示の更新などに1億6100万円。内容は道路標識958本、道路標示一式。
 道路の新設・改良に伴う交通安全施設の整備に1億5600万円。内容は信号機移設一式、押しボタン信号機2基、定周期信号機5基、感知式信号機1基、道路標識131本、道路標示一式、通学路対策一式。交通安全施設整備の現地診断分に3410万円。自転車の通行環境の整備に150万円。
【高輝度標識・標示集中整備】
人身事故発生605交差点。人身事故発生208交差点と横断歩道633本。
【自転車事故抑止標識改良】
 中学・高校周辺の通学路の危険箇所1032カ所。