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建通新聞社四国
2013/03/19

【愛媛】松山市 和泉雨水排水ポンプ場の設備整備

松山市は、小野川左岸で建設中の和泉雨水排水ポンプ場土木建築に伴う機械設備と電気設備をそれぞれ2013年度に発注する。いずれも製作・据付一式で、国庫補助の都合や現場の進捗により流動的だが、年度前半での発注を目指している。
 和泉雨水排水ポンプ場は、西石井地区を中心とする小野第3排水区の浸水対策として、雨水を小野川に流すことを目的に和泉南1丁目で建設を進めている施設。計画排水量は毎分599立方bで、電気設備は受電設備、監視制御設備、非常用発電設備など、機械設備は除塵設備、ポンプ4台(ガスタービン式1350_×2台、電気式700_×2台)などを予定。13年度は製作、14年度に据付を行う見通し。
 12年度初めに着工した建屋の規模は鉄筋コンクリート造地下2階地上2階建て延べ1625平方b、敷地面積は3176平方bで、地下部分の掘削がほぼ終わり一部の基礎工に入った段階。内部は地下2階にポンプ井や除塵機、同1階にポンプ、地上1階には主にポンプの動力設備、同2階に制御設備などを設置する計画(施工は大林・有光・門屋特定JVが担当)。
 建屋の完成は14年2月ごろを目指しており、別途工事として14年度に建屋建設に伴う機械設備と電気設備、15年度に場内整備(舗装、植栽、フェンスなど)を発注し、15年度中の施設完成を目指す。13年度予算の内訳は不明だが、13年度当初予算案によれば13〜14年度の債務負担行為限度額として機械設備整備に7億1000万円、電気設備整備に3億円を設定している。