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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/03/19

【群馬】中之条町、小学校整備など普建費9億円

 中之条町(折田謙一郎町長)は、3月定例議会で可決された2013年度一般会計当初予算を公表した。それによると、普通建設事業費は対前年度比33%増の9億675万2000円とした。最大の歳出項目は校舎の建て替えに着手する中之条小学校改築事業費5億738万1000円で債務負担7億8000万円余りを設定、トータル約12億8000万円を予算化した。同じく承認された12年度3月補正予算でも中之条小や六合小の改修工事費1億1329万9000円、中之条中学校および六合中校舎の改修工事費9115万6000円などを計上して繰越明許費へ記載している。折田町長が重視する環境施策では水力発電に関わる設計・申請等業務委託費2550万円、木質バイオマス調査業務委託費1700万円を配分。また観光関係の千客万来支援事業へ6260万4000円を充てて、チャツボミゴケ公園などの整備を実施する。土木関連では橋梁長寿命化修繕計画事業へ4225万円、スノーステーション建設費2105万円を措置した。

 折田町政における2度目の当初予算編成となった今回は、「福祉の充実に加え、環境や再生可能エネルギーの導入を促進し、ハード面にあっても、市街地の整備、観光施設の整備、教育環境整備および道路整備などの事業費を確保することで、景気回復を図るとともに、生活環境整備を重点とした内容」と説明している。
 中之条小改築事業費の内訳は、校舎改築工事費3億2691万6000円、北校舎等解体工事費7140万円、改築工事実施設計委託費2360万円、改築工事監理委託費656万5000円、解体工事アスベスト等調査委託費210万円、仮校舎リース費7690万円となっている。設計業務は本年度実施したプロポーザルの結果、安井建築設計事務所(大阪府大阪市)へ委託した。
 現在の北校舎を撤去し仮校舎を設置したのち、同箇所へRC造3階建て、延べ床面積4200u程度の新校舎を建設する。解体する既存校舎はRC造3階建て、延べ床面積3526u、設置する仮校舎は2階建て、延べ床面積3200u程度としている。債務負担行為では、14年度分の中之条小校舎改築工事費は7億6280万4000円、同改築監理委託費2313万4000円、同仮設校舎リース費1億1520万円を設定した。
 同小に関する予算は3月補正でも確保されており、南校舎改修工事費5037万1000円、西校庭改修工事費2500万円、南校舎トイレ改修工事費1904万7000円、南校舎大規模改造工事設計監理業務委託費185万2000円を配分。そのほかの教育施設へも中之条幼稚園トイレ改修工事費1131万9000円、六合小トイレ改修工事費1702万9000円、中之条中トイレ改修工事費7530万円、六合中トイレ改修工事費1090万3000円、中学校トイレ洋式化工事設計監理業務委託費495万3000円などを措置し繰り越した。
 水力発電は、折田地内の農業公園(旧薬王園)を流れる美野原用水を利用する計画。基本設計は本年度にNPO環境技術研究所(高崎市)が担当した。13年度は実施設計の委託を予定する。さらに山林が多い同町は木質バイオマス施設の導入も本格的に検討に入る。バイオマス関連調査委託費のほかに視察費や講師・専門委員謝金なども計上した。
 観光面ではラムサール条約登録を目指す芳ヶ平湿原周辺の整備を実施するため、六合地区のチャツボミゴケ公園遊歩道整備工事費5000万円、同公園整備測量設計業務委託費266万4000円を割り振った。
 土木費の橋梁長寿命化修繕計画事業は25橋の修繕を予定する。工事費3465万円、設計業務委託費550万円、点検調査委託費210万円を充当した。スノーステーション整備は六合地区へ除雪車両用車庫を建設する。工事費2200万円、設計監理委託費105万円を措置。
 それらにより、13年度一般会計総額は対前年度比2・3%増の85億4000万円とした。なお、3月補正では教育施設関連のほか、道路ストック点検業務委託費1386万円、除雪車両購入費1380万円、財政調整基金積立金7億8127万3000円などを計上。また予算額と執行額との調整による減額も合わせて、12年度一般会計は7億6491万6000円を追加、総額を95億1609万7000円とした。