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高知県林業振興・環境部治山林道課は、２０１３年度当初予算案における県内の治山事業と林道事業の実施予定箇所を明らかにした。治山事業は２８億９１００万円、林道事業には市町村支出分も含め２６億９５００万円を計上している。今後、箇所別に事業費を配分し、８月ごろから各林業事務所および市町村から発注する見通し。
　治山事業のうち、山地治山事業には１４億４１００万円。実施予定箇所のうち、復旧治山事業は島、宗ノ上（以上北川村）、押谷（馬路村）、別府、別府�ｂR、別役、安丸（以上香美市）、程野（土佐町）、太郎田、別枝（以上仁淀川町）、下西の川�ｂQ、下折渡（以上梼原町）、久保浦（宿毛市）など。地すべり防止事業は、西川、三津子野（以上大豊町）、潰溜（仁淀川町）、葛（いの町）など。
　水源地域等保安林整備事業には２億６６００万円。実施予定箇所のうち、水源森林総合再生対策事業は、加集、大川（森林整備）（以上大川村）など。保育事業は、野友（北川村）、石原（土佐町）、別枝（仁淀川町）など。
　山地防災事業には１１億８４００万円。実施予定箇所のうち、林地荒廃防止事業は、南川中村（土佐町）、加田、神谷、三ツ内（以上いの町）、佐之国（越知町）、鹿森、用居�ｂQ、万才橋、橘（以上仁淀川町）など。漁場保全の森づくり事業は、下名野川�ｂS（仁淀川町）など。
　林道事業では、林道開設事業費に８億７８００万円。実施予定箇所は、岡ノ内別府線、島日浦線、中芸北上線と市町村工事14路線。
　林道改良事業費には４２００万円。実施予定箇所は市町村工事３路線。
　山のみち地域づくり交付金事業費には７億０８００万円。実施予定箇所は、中村・大正線２工区、旭・天狗高原線２工区、上名・用居線３工区、大野・高樽線１工区。
　道整備交付金事業費には10億６７００万円。寒風大座礼西線２工区、河口落合線２工区、奥大田三谷線、畑山仲木屋線、小川線２工区、赤野川線、土居柳野線３工区、下土居桧谷線２工区、寒風大座礼東線２工区と市町村工事１１路線。
　このほか治山事業では、３月補正予算案と合わせて事業費を計上する予定の実施箇所が多数あり、これらについては５月ごろに確定する。３月補正予算案には、治山と林道を合わせ３７億３４００万円を計上しており、３月補正単独の事業は、４月から測量を外注し、早ければ５〜６月より順次発注する見込み。