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建通新聞社四国
2013/03/22

【徳島】小松島西など7校で 徳島県高校耐震補強

徳島県は、2013年度の高校施設耐震化事業で、順調なら「小松島西高校など7校」の大規模耐震改修工事を進める計画だ。12年度からの継続事業も含まれるが、当初予算ではこれら整備に事業費約14億1400万円を計上したほか、14年度債務負担行為として限度額12億8761万円を設定している。
 7校の内訳は、小松島西、板野、貞光工業、鳴門渦潮、美馬商業、徳島中央、新野。このうち板野、貞光工業、美馬商業については12年度からの継続事業がメーンで、鳴門渦潮については一部継続事業となっている。また、新野については新規事業だが、前提にしていた統合再編計画の見通しが現時点で不透明なことから、方向性が固まるまで事業そのものを保留とすることにしている。
 このため県は、13年度の新たな整備対象として、小松島西で特別教室棟と研修会館の耐震補強改修、鳴門渦潮で管理情報棟の改築、徳島中央で教室棟の耐震補強改修を当面視野に工事の発注準備を進める計画でいる。ちなみに新野については13年度、体育館と格技場の耐震改修が見込まれている。
 小松島西の特別教室棟と研修会館の耐震改修の各既設規模は、特別教室棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ1656平方b、同造4階建て延べ994平方b、研修会館が同造2階建て延べ561平方b。設計は橘建築事務所(徳島市)が担当 鳴門渦潮高校の管理情報棟改築は、計画規模が鉄筋コンクリート造5階建て延べ約4000平方b。津波想定時の避難ビル(鳴門市)となる予定。設計は宮建築設計(徳島市)が担当。
 徳島中央の教室棟(東西2棟構成)の耐震改修は、既設規模が鉄筋コンクリート造4階建て延べ3488平方bと同造4階建て延べ2162平方b。設計は松村建築計画研究所(鳴門市)が担当。
 また、新野の体育館と格技場耐震改修の各既設規模は、体育館が鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1475平方b、格技場が鉄骨造平屋496平方b。設計は槙野一級建築設計事務所(徳島市)が担当。
 県は、このほか新たな整備の準備として、流動的だが、13年度に辻高校など4校で耐震改修設計に着手することにしている。4校は辻、三好、阿南工業、新野のいずれも統合再編が今後計画されている高校。これらは13年度に整備を図る予定の体育館や格技場など避難所的機能のある施設の耐震改修を除き、12年度にその他施設の耐震診断調査をそれぞれ実施しており、その結果や今後再編に向けての調整を関係機関などと行った上で方向性を固め、整備に必要な設計に着手することにしている。
 15年度末で県立学校の耐震化率100%の達成を目指す県は、これらの整備進捗により13年度末(14年4月1日現在)で県立高校約84%、特別支援学校で約100%の達成を目指している。