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建通新聞社四国
2013/03/26

【愛媛】久万高原土木 国道494号道路改良

愛媛県久万高原土木事務所は、継続事業で進めている国道494号道路改良について2013年度も昨年度並みの約1億5000万円の事業費を要望しており、確保できれば各工区で用地買収や整備推進を図る方針。494号の県内路線延長は11号との重用区間を含む51・1`で、そのうち11年度末時点での改良済み区間は31・9`、改良率は62・4%となっている。
494号では、旧面河村から黒森峠を経て東温市へ抜けるルートで整備を促進しており、東川交差点から笠方までの西条久万線との重用区間約8`では2車線化がほぼ出来ており、現在施工中の土泥工区(渋草)が本年度末で完成すれば完了となる。さらに北側の笠方から東温市河之内の国道11号へ至る約10`区間については改良を計画中で、現道拡幅、退避所設置、局部改良を検討している。
この区間では、黒森峠の小網〜市口工区−延長200b、幅員4(5)bのほか、笠方で面河工区−延長300b、幅員5・5(7)b、妙谷拡幅工区−延長1200b、幅員5・5(7)bの工事着手に向けて測量調査・用地調査および用地取得を促進中。用地の進捗によっては13年度に工事着工していく。
また、東温市側では中予地方局が河之内拡幅工区−延長215b、幅員5・5(7)b、河之内工区災害防除−延長1670b(13カ所)、幅員4(5)bを計画。河之内拡幅は設計・工事は未着手だが、13年度末までの完了を目指して用地交渉を進めている。河之内工区は13年度に一部着工し、初弾の75bを施工中。
一方、西条久万線東川交差点の仕七川工区では切土によるバイパスを建設中で、施工延長350bに対する進捗率が約80%となっている。13〜14年度に残り20%の工事を進め14年度に完成させる見通し。区間の約3分の2を13年度に一部供用させる予定となっている。