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日本工業経済新聞社(茨城)
2013/03/30

【茨城】五霞町13年度予算 浄化センターでは耐震設計

 五霞町(染谷森雄町長)の2013年度(平成25年度)当初予算が公表された。主要事業として、ふれあいセンターの大規模修繕(3600万円)、道の駅ごかの第2期リニューアル工事(2500万円)、B&G海洋センターのプール改修(2380万円)、環境浄化センターの耐震化実施設計(2000万円)、水道施設一元化計画(1億円)を予定している。
 一般会計の総額は39億3000万円で、前年度比3・0%の増となった。普通建設事業費については、ふれあいセンターの大規模改修や海洋センターのプール改修のため前年度比49・3%増の1億7051万3000円となっている。
 五霞ふれあいセンター(江川179−1)では、老朽化による大規模修繕工事のため3600万円を予算化。施設の規模はRC造平屋建て延べ499・95uで、1990年建築。概要は空調設備、トイレ、壁、天井などの改修。
 道の駅ごか(幸主18−1)の振興事業には2500万円を盛り込み、第2期リニューアル工事を実施する。ファストフードコーナーを新設する。
 B&G海洋センター(元栗橋6250)では、全天候型プールの屋根の幕体や鉄骨などの改修工事のため2380万円を計上した。秋ごろに発注となる見込み。
 また、下水道施設整備事業には2000万円を計上し、環境浄化センター(原宿台2−27−4)の管理汚泥棟(RC造2階地下1階建て延べ1401u)の耐震化のための実施設計に取り掛かる。第2四半期以降に発注予定。
 水道施設整備事業では、川妻浄水場に埼玉県水を受水するとともに、2系統の給水区域を一元化する「水道施設一元化計画」を推進するため、13年度は1億円を設定して、送水ラインの付け替え工事などを実施する。
 13年度予算の詳細は次のとおり。
 【豊かな自然と安全を育む】(環境・防災・防犯)
 ◆地域防災対策推進事業=612万円
 ・《新》防災無線受信防災ラジオ購入
 ◆防犯灯設置管理事業=90万円
 ・《新》LED防犯灯設置
 ◆再生可能エネルギー推進事業=200万円
 ・太陽光発電システム設置補助
 【人と文化を育む】(教育・文化)
 ◆《新》公民館施設管理事業=260万円
 ◆海洋センター施設管理事業=2380万円
 ・《新》老朽化に伴う改修
 【ゆとりとうるおいを育む】(都市基盤・生活基盤)
 ◆圏央道IC周辺地域整備事業=205万円
 ・組合運営助成
 ・企業誘致活動用パンフレット作成
 ◆水道施設整備事業=1億円
 ・《新》水道施設一元化計画
 ◆下水道施設整備事業=2000万円
 ・《新》浄化センター耐震実施設計委託
 【豊かさと活力を育む】(産業)
 ◆「道の駅ごか」振興事業=2500万円
 ・リニューアル工事(第2期)など
 【ともにまちを育む】(まち・地域づくり、行財政運営)
 ◆隣保館施設管理運営事業=3600万円
 ・空調、トイレ、壁、天井等の改修