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建通新聞社
2013/04/17

【大阪】中央北増補幹線 WTOで8〜9月にも公告

大阪府都市整備部は、寝屋川流域下水道「中央北増補幹線」管渠築造に伴うシールド工事について、WTO適用による一般競争入札案件として8〜9月にも公告したいとしている。早ければ年内に落札者を決定し、2014年2月府議会への契約議案上程を目指す。
 同増補幹線は、浸水対策施設(増補幹線)と合流改善施設(雨水貯留管)の二つの機能を持つ。5400_の大口径管を延長2700bにわたり築造する計画で、中央環状線直下を南(東大阪ジャンクション内の既設発進立て坑=東大阪市荒本西3丁目)から北(寺島ポンプ場内築造予定の到達立て坑=同市西鴻池町西4丁目)に向けてシールド掘進する。
 当初、増補幹線だけの機能で設計したが、北側の3分の1程度を雨水貯留管として整備する計画に変更。昨年から実施設計の修正を進めてきた。
 シールドマシンは泥土式か泥水式を想定。費用対効果を精査し、6月ごろまでにマシンのタイプを絞り込み、実施設計を終えたいとしている。実施設計は内外エンジニアリング(大阪市中央区)が担当。シールド工事ではマシンの製作工と掘進工、仮設工、付帯工を一括して行う。工期は36カ月。
 到達立て坑の築造工事、雨水貯留管部の二次覆工・人孔築造工事、設備工事はシールド工事の進捗を見ながら、別途発注していく。
 寝屋川流域は昭和40年代から急速に都市化が進み、河川の水質汚濁と浸水被害の発生が大きな問題となってきた。このため増大する雨水流出量に対しては既存の下水管の能力不足を補う第二の下水管として増補幹線を計画し、既設幹線の排水能力を超える雨水について地下河川に放流。
 雨水貯留管は大雨時に降雨初期の水質の悪い下水を貯め、晴天時にポンプアップ処理し河川に放流することで、未処理放流回数と放流汚濁負荷量の削減に取り組んでいる。