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建通新聞社(静岡)
2013/04/19

【静岡】静岡県内の設業許可業者数 1万5095者

 静岡県の2012年度末(13年3月末現在)の知事・大臣を合わせた建設業許可業者数が、11年度末に比べ2・5%(383者)減の1万5095者となったことが分かった。3年連続で2%台の減少となり、知事許可・法人は2・1%減、知事許可・個人は3・7%減を示した。
 許可区分別では、知事許可が1万4959者で前年同期より379者(2・5%)減、大臣許可が4者(2・9%)減って136者となった。知事許可計は、2000年度末からの集計で初めて1万5000者を割り込み、2000年度比で2000者超減少した。県は減少傾向の要因として、建設市場の縮小や、更新期を迎えたものの更新手続きを行わなかった業者が一定数あったことなどとみている。
 土木事務所管内別の許可業者数は、下田土木管内が374者、熱海土木管内が573者、沼津土木管内が2653者、富士土木管内が1767者、静岡土木管内が3123者、島田土木管内が1845者、袋井土木管内が1658者、浜松土木管内が3102者。このうち、知事許可業者数が前年度比で最も減少したのが静岡土木管内で82者(2・6%)減、次いで浜松土木管内で79者(2・5%)減だった。
 また、減少率が最も大きかったのが熱海土木管内で5・7%減(34者減)。大臣許可業者数(法人)には大きな変動はなかったが、沼津市、富士市、静岡市葵区、駿河区、浜松市東区で各1者減少、清水区で2者減少した。増加は小山町、焼津市、浜松市西区で各1者増となった。
 市町の許可業者数は、清水町(1者増)と吉田町(1者増)で増加した他は、全ての市町で減少した。このうち伊東市24者(6%)減、沼津市29者(3・2%)減、静岡市葵区34者(3・4%)減、静岡市清水区44者(3・6%)減の減少が目立つ。
(2013/4/19)


建通新聞社 静岡支社