トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/04/26

【埼玉】根本東洋大教授がアセット推進会議で講演

 県企画財政部は24日、「2013年度第1回埼玉県市町村公共施設アセットマネジメント推進会議」をさいたま商工会議所会館で開催した。
 埼玉県は、県内市町村と東洋大学PPP研究センターと同等な立場で連係し、公共施設のアセットマネジメントを推進し支援していく。市町村が取り組む計画策定への助成と助言、実施にあたっては低利の貸付制度も創設し支援する。また、県はアセットマネジメント特区を政府に申請しており、埼玉県から公共施設アセットマネジメントを全国に普及させていく。
 補助金を受ける自治体は川越市、本庄市、深谷市、上尾市、越谷市、戸田市、三郷市、三芳町、神川町、上里町。総合助言は熊谷市、羽生市、和光市、久喜市、八潮市、幸手市、日高市、吉川市、松伏町となっている。これらの自治体以外に、推進会議には先進的取り組みとしてさいたま市、鶴ヶ島市、宮代町も参画している。
 当日は、基調講演で根本裕二東洋大学経済学部教授がアセットマネジメントについて講和。根本教授は「国内に69万9000の橋梁が存在し、1万橋は架け替えの時期に来ている。橋は落下するとまずいので優先しようとすると、同時に大事な道路、トンネル、上下水道への費用が周らないことになるがそれではいけない。各課ごとのタテ割り管理ではなく一元的に管理し計画的に行うことが重要」と解説した。