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建通新聞社(静岡)
2013/05/02

【静岡】県 前回を6.9%下回る3600者 13・14年度有資格者数 

 静岡県は、2013・14年度の建設工事入札参加資格者数(4月1日現在)を公表した。認定者数は、建設工事が前回11・12年度を6・9%(265者)下回る3600者、土木施設維持管理業務は県内業者が10者増加して837者となった。
 認定者の内訳は、県内大臣が67者(前回比7者減)、県内知事が2656者(207者減)、県外大臣が779者(44者減)、県外知事が72者(5者減)、共同企業体は前回と同じ1者、事業協同組合は25者(2者減)。全体の減少数265者の約8割を、県内知事の減少が占めた。
 また、工種別の格付け業者数を前回認定と比較すると、土木が6・2%(134者)減の2030者、建築が7・3%(71者)減の899者、電気が0・2%(1者)増の651者、管が3・9%(38者)減の933者。格付け別では、電気のAランク業者が増加(6者増)、建築と電気のBランクが横ばいとなった。この他はいずれも減少した。特に、土木・建築のDランク、管のCランクは大幅に減っており、下位ランク業者の減少が目立っている。格付けのない工種は、4・5%(293者)減少して6233者となった。
 今回の等級格付けは、「建設工事競争入札参加者の格付及び選定要領」に基づき認定。各申請者の経営事項審査結果の総合評点(客観点)に、▽県発注工事の工事成績▽VE提案▽表彰の受賞実績▽災害時応急対策への取り組み▽監理技術者数▽障害者雇用▽次世代育成支援(静岡県次世代育成支援企業認証取得業者)▽労働災害防止の取り組み▽環境負荷軽減への取り組み(エコアクションかISO14001取得)▽地域防災への取り組み(今回新たに追加。県内市町の消防団協力事業所認定取得業者)▽指名停止措置の有無−の県独自の主観点を加味して総合点数を算出した。
 さらに、土木一式と建築一式工事で、等級ごとの技術職員数の基準を前回の格付けに続き設定。総合点数が格付け基準を満たしても、技術職員が一定数を満たしていない場合、下位ランクに格付けしている。求められる技術者数は、土木一式のAランクが1級技術者5人以上、Bランクが2人以上、Cランクが1人以上、建築一式のAランクが2人以上、Bランクが1人以上と設定している。
(2013/5/1)

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