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建通新聞社四国
2013/05/10

【香川】三豊市が工事成績評定を試行導入

 三豊市は、2013年度の公共工事から建設工事成績評定を試行導入する。
 6月1日以降に請負者と締結する130万円以上の請負工事金額を対象に導入。施工状況、目的物の品質確保や安全面などの観点から点数を付与する。点数幅は評価がプラス・マイナスゼロの65点から満点の100点。13年度の工事から成績評定の導入を試行。次年度以降の入札契約に工事成績評定を反映させるかどうかも含め、今後検証していく。
 市では、市発注工事の品質確保や受注業者の技術向上を目的に試行導入。今回は建築工事や水道工事を除く130万円以上の一般土木工事で試行する。またパトロールや草刈りなど緊急性のある工事も除いている。
 他市や国土交通省の工事成績評定などを参考に、市は独自の建設工事成績評定要領を検討しており、1工事に対し評定者は監督2人、専門検査員2人、工事竣工検査員1人の5人を基本にイメージ。
 また市では建設工事成績評定導入に伴い、5月16日午後1時30分から三豊市高瀬町農村環境改善センター大ホールで事業者説明会を開く。工事成績評定の点数のポイントや付け方を説明する。対象は三豊市内に本社・営業所があり、市に2013・14年度指名競争入札参加資格審査の申請を行っている事業者。
 ▽説明会に関する問い合わせ先―総務部管財課 電話0875(73)3003