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建通新聞社(神奈川)
2013/05/10

【神奈川】厚木市 本厚木駅南口地区市街地再開発事業 推進業務で公募型プロポーザル 15日まで参加表明受付 都市計画決定手続きなどへ 

 厚木市は、本厚木駅南口地区市街地再開発事業推進業務の公募型プロポーザルを公告した。5月15日の12時まで参加表明書の提出を受け付ける。2段階審査を行い、第1次審査結果(5者程度を選定)は、17日ごろに通知し、技術提案書の提出を求める(提出期限は24日まで)。29日のヒアリングを経て、最優秀提案者を特定する。
 対象地区は、厚木市旭町1、泉町の約0・8f。関係権利者は7人(個人4人・法人3人)で、このうち準備組合参加者が5人(個人2人・法人3人)。
 業務内容は、@従前資産額、通常損失補償額の把握A施設計画の検討B事業収支計画の検討C権利変換計画素案の検討D都市計画決定手続きの関係資料作成E準備組合の活動支援F権利者意向把握G事業成立性の検討−など。別途、市が委託を予定している「本厚木駅南口駅前広場基本計画策定業務」との連携も図る。参考業務規模は、700万円(税込み)以下。履行期間は、04年3月20日まで。
 再開発ビルは、低層部に商業・業務施設、高層部に住宅機能を配置する方針。施設は最大で27階建て延べ約2万7000平方b規模が可能と見られる。16年度の着工、18年度の完成を目指す。
 プロポーザルの技術提案書には、@施設計画や資金計画の立案に向けた方策A事業スケジュールを踏まえた関係権利者や準備組合との合意形成を図る方策B民間事業者の参画誘導を図る方策−などを盛り込む。
 プロポーザルへの参加資格は、厚木市の入札参加資格で、種別「コンサ
ル」・業種「都市計画及び地方計画)に登録され、@03年4月1日以降、都市開発及び市街地再開発等における受託実績がある者A再開発プランナーを有する者−など。本業務に関する総括責任者を除く専門分野について、協力事業者を加えることができる。
 参加表明書の提出は、厚木市役所第二庁舎14階の本厚木駅南口再開発事務所事務室(市街地整備部内)まで。
 同地区では、05年9月に準備組合が設立され、事業化に向けた検討が進められている。今回の業務は、今後予定している都市計画決定や組合設立、事業計画の作成などを視野に、第一種市街地再開発事業の実施に向けた各種作業を行う。企画力、発想力、技術力、経験などを求めるため、公募型プロポーザルを行う。