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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/05/16

【群馬】県土整備部と群建協との意見交換会開始

 県県土整備部と群馬県建設業協会との意見交換会が15日からスタートした。各地域の建設業の状況や課題などについて、受発注者間で要望や情報を交わし合うもの。同部からは笹森秀樹部長、建設企画課の倉嶋敬明課長、坂庭秀建設業対策主監、契約検査課の島田和也課長らが出席し、午前中に富岡合同庁舎で富岡支部と、午後には沼田合同庁舎で沼田支部と意見交換を行った。
 富岡支部との意見交換に先立ちあいさつした笹森部長は「この地域の安全安心は皆さまのおかげで守られている。パートナーである皆さまと意見交換を行い、より良い環境を構築していきたいと思う。すでに一部では意見交換の成果も出てきている。中間前金払制度については群馬は全国よりも進んでいるので、ぜひ活用していただきたい。皆さまにお金が渡れば市中にも出回り、県内経済にもいい影響が出る」と呼びかけた。
 富岡支部の諸星和夫支部長は「けさ(15日付)の、群馬建設新聞に掲載されていた砂長所長のインタビューで人材育成について言及されていた。全くその通りで、われわれの課題も若手を育てるにはどうしたらいいのかということ。そういう点を含めてより良い意見交換会になれば」と述べた。
 午後に開催された沼田支部との意見交換会では、あいさつに立った青柳剛支部長は「昨年度と状況も変わり、協会員も前向きな風を感じている。こちらが投げかけた意見に対する答えも返ってきている」と謝意を表し、本年度についても期待を示した。
 会合では県側が発注状況や管内事業、昨年度の意見・要望に対する対応などを説明。その後、同協会からの新たな要望や県側からの質問などが出され活発な意見交換となった。