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日本工業経済新聞社(茨城)
2013/05/23

【茨城】県鐵構工業協同組合 第26回通常総会ひらく

 県鐵構工業協同組合(奥津典一理事長)の第26回通常総会が21日、ホテルレイクビュー水戸で行われた。当日は委任状を含む60人で全6議案を承認。耐震補強の受注や外国人技能実習生の受入など、組合員が一体となって事業推進に当たる方針を確認した。
 議案審議に先立ち奥津理事長は、デフレ脱却傾向が浸透していない状況に触れた後、「夏から秋にかけて耐震補強工事の増加が見込まれる。また社会保険の未加入問題でも、国が公共工事の設計労務単価を16・1%引き上げるなど、適正価格への支援がアゲインストからフォローの風へと変わっている。皆さんも適正価格での受注と安定経営に向け努力をお願いしたい」とあいさつ。
 議案審議では、昨年度の事業や収支決算報告、本年度の事業計画案、収支予算案、役員補選など6議案を審議し全会一致で可決。
 そのうち役員補選では、永谷徳之氏(丸藤シートパイル梶jの選任が認められた。
 来賓では、全国鐵構工業協会の齊藤眞専務理事が「今が値戻しのチャンス。頑張ってきた甲斐があったと思えるよう皆で頑張っていきたい」と述べたほか、県中小企業団体中央会の片岡修司事務局長が「国、県と連携しながら、頼られる中央会を目指していきたい」と述べ、組合のさらなる発展に華を添えた。
 2013年度の事業計画は次のとおり。
 ◆経営近代化事業
 ◇耐震補強工事の受注促進
 ◇鉄骨工事契約の適正化推進
 ◇物件報告の周知徹底(共積会WEBシステムの活用促進)
 ◇会社経営に関する研修会
 ◆教育・技術事業
 ◇性能評価サポート体制の強化
 ◇講習会の開催(耐震補強・溶接技術・エンドタブ施工など)
 ◇JIS溶接合同検定試験(5月19日、9月21日、1月25日)
 ◇安全衛生関連講習
 ◆総務・共済事業
 ◇外国人技能実習生受入事業
 ・ベトナム実習生(JIS溶接有資格)
 ・中国人実習生
 ◇賛助会との交流
 ◇共同購買・購読
 ◇生命共済保険