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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/05/24

【群馬】清水氏の旭日双光章祝賀会開く

 2013年春の叙勲で、旭日双光章を受章した清水一也氏(群馬県造園建設業協会相談役・前会長)の受章記念祝賀会が23日、前橋市の群馬ロイヤルホテルで盛大に開かれた。清水氏の専門工事業振興功労での受賞に県内造園建設業関係者をはじめ、顧問である中沢丈一県議、久保田順一郎県議、橋爪洋介県議や県都市計画課の中島聡課長ら来賓も多数臨席し、偉業をたたえ喜び合った。
 まず司会である群馬県造園建設業協会の櫻井幹男副会長による清水氏の経歴紹介後、祝賀会の発起人である同協会の荻原武一会長があいさつ。同協会の設立やその後の業界の確立を図るために尽力してきた清水氏の活躍を振り返り、「われわれの仲間が名誉ある旭日双光章を受章したことが非常にうれしい。さまざまな場で地域社会のために労を厭わず汗を流す姿勢にも多大なる敬意を贈りたい」と話した。
 来賓からのお祝いでは、まず大澤正明県知事の代理として中島課長が登壇し「優れた企業経営者であり、また協会活動においてもぐんまフラワーパーク建設時の技術指導のほか、2008年に本県で開催された全国都市緑化フェアでは、協会会長として事前の誘致活動から運営に至るまで大きな成果を果たしていただき、フェアを大成功へと導いた」と氏の大きな功績に御礼と賛辞を贈った。
 同協会初代会長である金子才十郎名誉会長は「上京し国土交通省で勲章を授与されたことは協会にとって非常に名誉。清水さんはまだ70歳。ボランティアに非常に熱心であり、健康に留意して活動を続けてほしい」とさらなる活躍を期待した。
 続いて中沢県議は「全国都市緑化フェアは清水氏が中心となって大成功を収めた。高校・大学の大先輩の功績を誇りに感じている。さらにすばらしい活動へ向けてリーダーシップをお取りいただきたい」と喜んだ。久保田県議は「都市緑化の重要性にいち早く目を向け、業界の意識改革にも努めていただいたその成果は、清水氏ご本人と奥様、また支えられた協会員の方たちの賜物だ」とたたえた。橋爪県議は「双光章でありますから、相談役と奥様のお二人が光り輝くものかと思う。これからのますますの活躍を心から祈念したい」と述べ、夫妻と握手を交わした。
 業界団体からは群馬県造園緑化協会の武井茂男会長、日本造園組合連合会群馬支部の小保方好男支部長、群馬県造園師組合の齋藤三好組合長、日本造園修景協会群馬支部の高畑時彦支部長がそれぞれお祝いの言葉を述べ、受章を喜び合った。
 祝辞の返礼に立った清水氏は出席者や関係者全員に感謝の意を表したのち、協会の活動を振り返りながら発足から赤城国体の会場整備、大阪花博への出展、全国都市緑化フェアの開催準備などの思い出を語った。「今回の叙勲は皆さまのおかげであり、皆さまが頂戴したものと思っている。この感激を胸に皆さまと一緒にこれからも地域社会、そして花と緑のためにがんばっていきたい」と結んだ。
 清水氏と同時期に協会活動に尽力した山田忠雄元副会長による発声で乾杯を行い、祝宴に移った。場は氏の明朗な人柄が反映され、明るくなごやかな歓談に花が咲いた。