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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/05/30

【群馬】群馬県建築士事務所協会が29日通常総会開く

 一般社団法人への移行後初となる群馬県建築士事務所協会(山田美光会長)の2013年度通常総会が29日、前橋市内のアニバーサリーコート・ラシーネで盛大に挙行された。
 当日は昨年度の事業報告や本年度の事業計画案などが審議され、いずれの議案も多くの拍手をもって承認された。
 冒頭、あいさつに立った山田会長は「昨年度は一般社団法人への移行準備や天川大島町の所有地処理、さらには協会事務局に隣接する駐車場の取得など財産面が一区切りした年だった」と振り返り、続けて「法人格を取ったことで、会員のさらなる資質向上を図らなければならない。そのためにもコミュニケーションを積極的に図り、会を一層良くしてまいりたい。本日は昨年度の事業報告および収支決算、新たなスタートとなる事業計画案などが上程されるが、慎重かつ円滑な審議をお願いしたい」と協力を呼びかけた。
 議事へと移り、第1号議案から第5号議案が審議。いずれも満場一致で承認された。本年度も引き続き、会員の増強や各種研修会および見学会の実施、広報活動の推進などに努めていく。
 閉会前には、同協会の星野明彦事務局長が6月末で退職する人事が報告され、星野事務局長へ事務局から花束とともに、多数の拍手が贈られた。
 休憩を挟み、日本建築士事務所協会連合会が提案する『(仮称)建築士事務所法』の概要が高津充良専務理事から説明された。同連合会が制定を求める(仮称)建築士事務所法は建築士事務所に関する法律を建築士法第6章などから独立させ、さらに現状の問題点を踏まえ、無登録業務の禁止拡充や建築士事務所名称の制限など10項目を加えたもの。高津専務理事は、建築士法では業態に関する規制がないことを指摘。「各種のトラブル解決には建築士事務所法制定が必要」と強調した。