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建通新聞社(岡山)
2013/05/31

【岡山】14年度は21件 新規事業の事前評価箇所 岡山県

 岡山県は、24日開いた土木・農林水産常任委員会で県が実施する2014年度新規公共事業の事前評価箇所を明らかにした。事前評価制度の対象は概算事業費1億円以上の案件。土木部10件、農林水産部11件の計21件ある。(表参照)
 内訳は、土木部関係が新見川上線(備中町〜川上町)など道路改良事業2件、小原船頭線歩道設置(津山市)など交通安全整備3件、東楢津地区急傾斜地崩壊対策(岡山市北区)や高下田河通常砂防(高梁市)など砂防事業4件、街路事業で連島呼松線道路改良(倉敷市)1件。
 農林水産部関係は中山間地域総合整備事業が美咲地区(美咲町)1件、防災事業が奥山池(笠岡市)など9件、海岸保全施設整備で児島六区3期(岡山市南区)の1件。
 いずれも県民局で一次評価を実施、本庁事業課で二次評価を実施済。いずれの事業も「整備が必要」・「早急な整備が必要」の判定、事業熟度についても「熟度が認められる」とされている。
 概算事業費10億円以上の街路事業連島呼松線道路改良(倉敷市)と中山間地域総合整備事業が美咲地区(美咲町)の2件については31日に開かれる岡山県事業監視委員会の意見を聴いて、「公共事業事前評価検討会議」で総合評価を行った後、7月下旬に知事が最終評価を決定する。