トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(静岡)
2013/06/03

【静岡】県 内陸フロンティアの取組推進で土地利用基本計画書案

 静岡県は、「内陸のフロンティアを拓(ひら)く取組」を円滑に進めるため、沿岸・都市部と内陸・高台部の土地利用基本方向を明記した県土地利用基本計画書案を策定した。6月12日までの意見募集の後、7月上旬に県国土利用計画審議会、同月中旬の国土交通省との本協議を行った上で、8月の土地利用基本計画書改正を目指す。
 土地利用の基本方針に、内陸のフロンティアを拓く取組と、県土構造の再編として地域別の土地利用の基本方向を明記。基本方向は、内陸・高台部の計画的な基盤整備と乱開発の防止、農村・森林などの環境保全、建築物の高さ制限を含めた景観配慮を示した。また、沿岸・都市部は、防災施設を効果的に配置し、低・未利用地などを活用した住宅地整備、緑地空間の創出によって都市再生を促進するとした。
 土地利用基本計画は、都市計画法や農業振興地域の整備に関する法律、森林法といった個別規制法に対し、総合的な見地から土地利用の基本方向を示すものとして県が定めている。土地利用の総合調整の機能を持たせながら、県内を▽都市地域▽農業地域▽森林地域▽自然公園地域▽自然保護地域―の五つに区分し、地域ごとの土地利用の原則や誘導の方法などをまとめている。
 県が最重要課題と位置付ける「内陸のフロンティアを拓く取組」の実施に当たり、県内陸部の開発や沿岸部の既成市街地の再編などを円滑に進めるため、土地利用基本計画書の一部を見直した。
 土地利用の基本方針に、県土利用の質的向上で南海トラフの巨大地震などによる地震・津波災害に備えた適正な土地利用を目指す。さらに、火山噴火や今後明らかになる活断層に起因し想定される災害にも備えた県土利用を図ることとした。
(2013/6/3)

建通新聞社 静岡支社