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日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/06/12

【埼玉】川口建設3団体が13年度定期総会を開催

 一般社団法人川口市建設協会(島田松夫理事長、加盟58社)、川口建設協同組合(河邉一成理事長、加盟30社)、建設業労働災害防止協会川口分会(島田松夫分会長、加盟133社)の2013年度定期総会が6日、川口市内の太陽サパールで開催された。
 3団体による総会では、昨年度事業報告および収支決算、財務諸表(建設協会のみ)本年度事業計画、収支予算等全議案が可決承認されたほか、役員改選で島田理事長、河邉理事長そして建災防においても島田理事長が再任された。
 まず河邉理事長が金融、購買、建設工事の各事業を振り返り「経費節減を成し遂げ、組織を守ってきた」と述べた。その上で再任後「3期目も大きな課題や諸問題に向き合い、責務を全うし黒字としたい」と決意を示した。
 島田理事長は「防災協定に基づき、市民の安心安全を守り、行政はもとより、市民に信頼される活動を実施してきた」と述べ、再任後今後への決意について「厳しい環境下ではあるが、58社足並み揃え、協会発展に邁進していく」とし、さらに建災防においても島田理事長は「どのような環境下に置かれても安全で災害のない明るい職場であることが重要。建設業の死亡重篤災害は、全産業の3分の1を占める。当分会では、今年度より作業所長が現場において考えられる3つの労働災害を特定する『三大安全宣言運動埼玉』を積極的に展開していく」と表明した。
 この後、同分会の安全管理優良現場表彰を行い、来賓の高橋完治川口労働基準監督署署長、白石茂敏建災防埼玉県支部事務局長、岡村幸四郎川口市長らが祝辞を寄せた。
 また、3団体合同の懇親会では和やかな歓談のひと時を過ごしていた。