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北海道建設新聞社
2013/06/12

【北海道】雨雲観測の精度アップへ−開発局が2基目のXバンドレーダーを石狩に 

 北海道開発局は2013年度、石狩市内にXバンドMPレーダーを整備する。既に北広島市内に1基が完成済みで、ことし7月から運用を始める予定。これに続く2基目の整備となるもので、降水域や雨雲の動きをより詳細に把握することが目的だ。2基体制での運用は14年度になる見通しで、近年多発するゲリラ豪雨などの観測に役立てる。
 XバンドMPレーダーは従来のCバンドレーダーに比べ、降水域を高い解像度で観測できるのが特長。データ提供間隔も1―2分と大幅に短縮され、ほぼリアルタイムで把握できる。
 観測範囲は半径60`。札幌を中心に石狩川水系の下流域を2基でほぼカバーでき、札幌開建管内の洪水予測などに活用する。また観測データは一般向けに公表される予定でホームページで閲覧できる。
 2基目の建設地は、石狩市新港南1丁目にある札幌開建石狩放水路管理センター敷地内。高さ約50mの鉄塔を建設し、その上部にレーダー本体を設置する。鉄塔建設は札幌開建、レーダーの製造・設置は本局機械課が担当。いずれも公告期間を終え、本体工は日本無線が落札した。
 1基目は12年度、北広島市東の里の千歳川地区河川防災ステーションに約2億円を投じて整備した。レーダー本体は日本無線が納入。現在は7月の運用開始に備えて、機器の調整などに取り組んでいる。