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建通新聞社
2013/06/17

【大阪】進出事業者の第1弾公募開始 夢洲物流用地

夢洲物流用地(大阪市此花区)2区画計約8fへの進出事業者の募集が始まる。大阪市港湾局が大規模開発用地を販売するもので、7月下旬に募集要領を配布。9月上旬に入札参加受け付けを締め切り、10月上旬に入札する。夢洲地区では、基盤整備が整った区画から順次、事業者公募を行い、国際物流や新エネルギー関連企業の集積に向け、企業立地を進める。今回が第1弾公募となる。
 公募区画は、夢洲の先行開発地区(産業・物流ゾーン)約40fのうち、土地造成や道路などの基盤整備が完了した大阪市此花区夢洲中1ノ1ノ9などの敷地4万2936平方b(区画@)と、同1ノ1ノ8の敷地4万0541平方b(区画A)の2区画。用途地域は工業地域(工業保全地区)。臨港地区指定は無く、建ぺい率60%、容積率300%となっている。
 同地区は総合特区に指定されており、国の規制緩和、税制・財政・金融上の支援措置や、固定資産税など全ての地方税を最初の5年間ゼロ、続く5年間を2分の1軽減する新たな税制度などを受けることができる。
 産業・物流ゾーンは、国際コンテナ戦略港湾の指定を受けた阪神港の中核施設となる夢洲コンテナターミナルの背後に位置。基盤整備は埋め立てが完了した部分から進め、2016年度までに全て完了するスケジュールとなっている。