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建通新聞社四国
2013/06/18

【香川】3施設を一体的に整備

 高松市は、こども未来館(仮称)、平和記念館(仮称)、男女共同参画センターの3施設を一体的に整備する建築の基本設計概要を公表した。
 施設の規模は鉄骨造7階建て延べ約6800平方b。施設概要は、1階がふれあい・夢ひろば、市民・こども図書館(資料室)、2階が市民・こども図書館、3階が子育てプラザ、4階が科学体験館、5階が科学体験館、平和記念館、6階が男女共同参画センター、7階が機械室。その他、駐車場、駐輪場エレベーター乗用2台、非常用1台などを設置。
 計画のコンセプトは、三つの複合施設で新たな出会いや人々の交流を促進し、施設相互の連携を深め、利用者が未来に向かって成長していくこと。同理念をもとに、「高松の未来をつくる拠点」「交流を誘発するスパイラルボイド(ステップアップする吹き抜け)」「明快で連携を促す施設」の三つのテーマを施設計画で表現した。
 外観はプラネタリウムの球体を上部に配置し空との一体感を出し、南壁面は太陽光パネルを設置し有効にエネルギーを利用。
 また、環境配慮型複合施設として省エネ空調システムの採用、自然光の利用他、雨水利用設備、太陽光発電などを設置。
 基本設計は久米設計・市原建築設計事務所共同企業体、展示設計を丹青社が担当。12年10月に各設計を委託、13カ月間をかけて建築の基本・実施設計と展示設計を実施。計画では14年度第1四半期中に建築本体、電気設備、空調設備、衛生設備、昇降機設備、外構整備に分け発注、同年7月に着工、15年12月末ごろの施設完成、16年度当初の開館を目指す。場所は松島町一丁目の旧市民文化センター跡地。