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建通新聞社(神奈川)
2013/06/20

【神奈川】求む公共建設発生土受入地 神奈川県県土整備局が10万立方b以上で募集

 神奈川県県土整備局は、県西部地区で、公共建設発生土を受け入れる、民間の土地を募集する。募集期間は7月1日〜31日。埋め立て(盛り土)土量が10万立方b以上になる土地を求める。
 募集地域は、平塚、藤沢の土木事務所管内と、厚木土木事務所東部センター管内。平塚市、鎌倉市、藤沢市、大和市など10市3町が対象になる。
 窪地の埋め立てや、低地の嵩上げなどで、10万立方b以上の土砂が必要となる土地。10dトラックで土砂を搬入できること、法的規制に問題がないことなどが条件。隣接する複数の土地所有者が共同で応募することも可能。
 応募された土地は、土地条件、事業採算性、土地形状、所在地などについて調査し、埋め立て(盛り土)に適した土地と判断されれば、採用する。応募が複数の場合は、応募の中から、適切な土地を選択する方針。決定した事業地は、県都市整備技術センターが借り受け、埋め立て(盛り土)を行い、完了後、所有者に返却する。
 県内の公共建設により、2012年度は約122万立方bの土砂が発生土した。県内の自治体などは、建設発生土連絡会議で協議し、これらの土砂を活用しているが、指定できる受入地が不足する地域では、遠方の受入地を指定しなければならず、年々処理が難しくなっている。
 そこで、受入地不足地域で、民間の受入地を募集し、土砂の再利用を推進する。
 問い合わせは、県建設リサイクル課と各土木事務所。