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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/07/04

【群馬】県道路協会が総会を開催

 群馬県道路協会(星野已喜雄会長)は3日、群馬会館で第67回通常総会を盛大に開催した。来賓として、県から大澤正明知事や久保田順一郎県議会議長をはじめとした県議会議員が、国会議員では衆議院からは上野宏史議員、井野俊郎議員、笹川博義議員が、さらに、国土交通省高崎河川国道事務所の信太啓貴所長も駆けつけた。
 開催にあたって、星野会長があいさつに立ち「道路は、産業経済の活発化などをはじめとして地域の生活の足として重要な社会資本であり、人々の生活を支える欠くことのできないもの。老朽化は避ける事はできず、国土強靱化で非常に時期を得た施策が展開されるのではないかと期待している」と話した。
 来賓あいさつでは、大澤知事が「7つの交通軸構想を最重要施策として強力に推し進めており、地域の利便性の向上や産業振興は目に見えて加速する。引き続き皆さまのご協力をいただきたい」と呼びかけ、久保田県議会議長は「道路は社会基盤のなかでもっとも基本的で重要なもの。道路の整備状況が地域間の競争を左右する」と述べた。上野衆議院議員は「この数年間公共事業費は削減されてきたが、必要な社会資本を整備することが国土、地域の発展には欠かせない」と強調し、井野衆議院議員は「国土強靱化と成長戦略には道路整備は基本であり、切っても切れない関係」と語り、笹川衆議院議員は「これからは社会資本の整備はもとより、その再整備も必要となってくる」と述べ、信太所長は「さきほどの大澤知事をはじめ、国会議員の皆さまからの祝辞を激励と受け止め、道路整備をしっかりと進めていく」と意気込みを示した。
 議事では、昨年度の事業報告と決算報告、本年度の事業計画案や予算案などが上程され、すべての議案が承認された。さらに、7つの交通軸の整備費を確保・拡充することや、県への道路事業を含めた公共事業費総額の確保を求める要望書も決議された。