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建通新聞社
2013/07/08

【大阪】左岸線2期は15年度着工 大阪市が工程表

大阪市建設局は、淀川左岸線2期事業の工程表をまとめた。工程表によると、2013年度中に基本設計を完了。構造物と設備の詳細設計を順次外注しながら、14年度末までに関係者協議を終え、15年度当初の着工を目指す方針だ。
 淀川左岸線2期事業は、大阪市此花区高見1丁目から北区豊崎6丁目に至る延長4・3`区間で計画。幅員は約25b。本体部は地下構造による4車線とし、ランプ部は掘割構造と高架構造で築造する。
 2期区間の一部側道として整備する都市計画道路の淀川南岸線は、大阪市福島区大開4丁目から北区長柄東3丁目に至る延長約6・9`を計画。幅員は約11・5〜31bで、うち車道2車線約12bと歩行者専用道約6〜12bを標準断面として整備する。緑地帯も設ける。
 2期区間より西側で、海老江ジャンクションから北港ジャンクションまでの1期事業区間(延長5・7`)については、ことし5月に供用を開始している。
 2期事業は、大阪市と阪神高速道路会社の合併施行により20年度の完成を予定。昨年度から開削トンネル部の詳細設計を工区ごとに外注しており、本年度も関連業務1件を委託済み。発注見通しの7月更新では、さらに「淀川左岸線(2期)橋梁予備設計業務委託−1」と「淀川左岸線(2期)外1に係る環境調査検討業務委託」の2件を追加。9月末までに外注する予定だ。