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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/07/10

【群馬】国道120号期成同盟会が総会開催

 国道120号整備改良促進期成同盟会(星野已喜雄会長)は9日、沼田市白沢町振興局庁舎で本年度総会を開催した。沼田市議会の大竹政雄議長、同議会経済建設常任委員会の坂庭直治委員長、宇敷和也副委員長、片品村議会の飯塚美明議長、同議会観光産業常任委員会の今井功委員長、星野精一副委員長ら議会関係者とともに、沼田市建設部および片品村農林建設課の職員が多数参加。
 全議案を可決し、議事終了後に椎坂バイパスの見学も行った。
 来賓には県議会から星野寛議員、金井康夫議員、利根沼田県民局の高橋真局長、県道路整備課の古橋勉課長のほか、県沼田土木事務所の長沢利幸所長などが臨席した。開会のあいさつでは、片品村長である千明金造副会長が「念願の椎坂バイパス開通まで5カ月を切った。片品村の悲願である金精峠の年間開通にも日光市と協力して進めたい」と語った。
 開会後、星野会長は「(椎坂バイパスの)開通後、片品村と旧利根村、旧白沢村の活性化をどう図っていくか課題になる。金精峠の課題も沼田市はしっかりと側面支援し、応援していきたい」と強調した。
 祝辞では、星野議員は「景気も徐々に上向き、利根沼田にも暖かい風が吹いてくるのではと期待している。椎坂バイパス開通後も残る課題を引き続き整備促進に向けて、活発な活動を期待したい」と述べた。金井議員は「県、市町村と協力し合いながら利根沼田の発展に努めていく」と続いた。県土整備部長代理として祝辞に立った古橋課長は「7つの交通軸の1つ、尾瀬軸の主軸である国道120号は極めて重要な道路。交通の難所であった椎坂峠がトンネル化し11月には開通できる」と事業概要を説明した。
 議事では、昨年度事業報告および本年度事業計画案などを承認した。
 また、開通後に沼田市へ移管される旧道部の除雪など管理業務についても、安全を確認した。その後、参加者はバスに乗り椎坂バイパスを見学した。