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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/07/17

【群馬】富士見の運動場は素案づくりへ 前橋市

 前橋市は富士見町皆沢地内にある富士見総合グラウンドの再整備で、本年度は同グラウンドの排水手法や整備内容の検討を進めており、10月に予定している富士見地区地域審議会へ「素案の案」の提示を考えている。
 今後の再整備では湧水対策として暗渠管などの排水施設を整備してから、グラウンド整備を施す。同グラウンドから湧水が出ており、敷地内を流れていた沢を埋め立ててグラウンドを築造したためと考えられ、現在も湧水により地面は緩い状態が続いているため、排水処理を計画。
 再整備では市全域のスポーツ施設で競技できる種目バランスを考慮するとともに、地域の意見を反映したグラウンド内容へと改める予定で、駐車場も現状が約60台分しかなく、現在の敷地を有効活用して100台以上の駐車台数を確保していく。
 同グラウンドは陸上競技場400mトラック、野球場、サッカー場ができる多目的グラウンドとテニスエリアがある。テニスエリアはクレーコート2面とハードコート6面が設けてあるが老朽化が進みコートにひび割れやクラックが入り利用していない状況で、施設の利用団体は野球やサッカー、ソフトボールなどの競技団体となっている。