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建通新聞社四国
2013/07/30

【徳島】あさひ学園改築設計を宮建築に委託

 障害児入所施設「あさひ学園」を運営する社会福祉法人徳島県社会福祉事業団(事務局・徳島市南矢三町2丁目1ノ59)は、防災拠点化整備事業の一環で同施設を改築するため、基本・実施設計を宮建築設計(徳島市)に委託した。順調なら基本設計を10月10日、実施設計を12月20日の納期で進め、早期の工事発注に備える。
 業務の範囲は、設備・外構・その他を含む新設棟建築設計と既設棟解体設計。新設棟は本館棟と重度棟の2棟で、計画規模は本館棟が鉄骨造2階建てまたは3階建て延べ2400平方b程度、重度棟が木造平屋600平方b程度。一方、解体する既設建物は鉄筋コンクリート造平屋(一部2階建て)3404平方b。
 徳島市国府町中360ノ1地内にある同施設(2012年4月民営化)について、老朽化施設の改築による入所児童の安心・安全の確保や入所サービスの一元化に対応した環境整備を図るもの。また、来る南海トラフの巨大地震や中央構造線活断層帯を震源とする直下型地震などの大規模災害に備え、これら災害時には障害特性に応じた生活スペースや福祉避難所としての機能を有するなど、障害児のための防災拠点として整備する。