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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/08/05

【群馬】県沼田土木、本年度内に湯檜曽橋現橋撤去発注

 県沼田土木事務所は、みなかみ町湯檜曽地内で進めてきた国道291号湯檜曽工区道路改良事業で、最終工事となる現在の湯檜曽橋撤去工事を下半期に発注する。
 上部工は橋長29・1m、全幅9・25m、鋼単純非合成鈑桁橋、下部工は重力式橋台2基、小判型重力式橋脚2基、1931年に架設された。撤去設計業務は先月、冨永調査事務所(高崎市)へ委託されている。
 撤去対象は上部工と橋脚2基で橋台は残す。すぐ近くにJR上越線が走っていることから、設計がある程度進んだ段階でJRと協議を開始し、本年度内に工事発注するが繰り越されるもようで、重機の設置箇所によっては3〜5月ころの雪解けによる増水期は工事を見合わせることもありそう。
 2006年度から橋梁を含むL265mの区間で道路幅員9・5mの確保を目指す拡幅改良工事を行っている。現橋では老朽化の進行や橋脚部の洗掘が確認されたため、洪水時の倒壊や流出が懸念されており、下流に新橋を架設。現在上部工の無散水式融雪設備工事が進行中。橋梁撤去工事を残し、本年度で事業完了となる。