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建通新聞社四国
2013/08/06

【愛媛】松山市の3路線を無電柱化

 松山市は、3路線で無電柱化事業(電線類地中化)を行っており、2013年度工事を10月以降に順次発注する。中央循環線(平和通り)と二番町線では、12年度工事分を繰り越しで施工しており、完了後に13年度工事を発注する。一方、花園町線では13年度から工事に入るため、地元と調整を進めている。
 中央循環線は、伊予鉄高浜線の古町駅(平和通6丁目)から上一万交差点(同1丁目)までの1・8`を2000年度から整備が進められており、1・4`は整備完了している。現在は平和通2丁目から上一万交差点(同1丁目)までの延長470bの整備を10年度から事業着手している。10・11年度は測量設計などを行い、12年度から工事着手。現在、繰り越し事業として延長約200bを11月末の工期で路線南側で施工している。当面は路線南側を先行整備し、16年度の整備完了を目指す。13年度工事は約110bの発注を12月ごろに予定している。
 二番町線は、市役所庁舎北側の東西の路線。二番町4丁目から大街道2丁目までの延長470bの無電柱化を図る。10年度に事業着手。中央循環線同様、10・11年度は測量設計などを行い、12年度から工事着手。現在、繰り越し事業として路線南側の延長約150bを9月末の工期で工事中。当面は路線南側を先行整備し、15年度の整備完了を目指している。13年度工事は約110bの発注を10月ごろに予定している。
 花園町線は、南堀端町の南堀端交差点から花園町の花園町交差点までの延長250b。12年度に事業着手し、現在、設計を行うとともに、地元調整が図られている。計画では13年度に延長150bの発注が予定されているが、地元調整の完了時期が未定のため発注時期は流動的。