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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/08/22

【群馬】県環境森林部の2012年度落札率など明らかに

 県環境森林部が昨年度に契約した治山工事と林道工事を合算した平均落札率が96・78%だったことが県森林保全課への取材でわかった。2011年度の実績と比べると、0・76ポイント上昇した。発注件数は治山工事が238件、林道工事が44件で、治山工事の落札率は96・72%、林道工事は97・12%だった。委託業務の落札率は治山、林道合わせ91・59%で、治山が91・60%、林道が91・48%となっている。なお、森林組合が行う間伐や下刈りなどの森林整備の落札率は96・65%だった。

 県環境森林部が2012年度に契約した治山工事と林道工事の件数は、治山工事が238件、林道工事が44件の計282件で、このほか間伐や下刈りといった森林整備は111件だった。
 これらの平均落札率をみると、治山工事が96・72%で前年度と比べて0・61ポイント上昇。他方の林道工事は97・12%で、治山工事と同様、前年度より1・52ポイント上がっている。
 森林整備は96・65%で、前年度より0・11ポイント上昇した。
 治山や林道、森林整備に先立つ委託業務は計292件発注し、その平均落札率は91・59%だった。前年度の91・31%と比べ0・28ポイント上がっている。内訳をみると、森林整備を含めた治山が272件で91・60%、林道が20件で91・48%となっている。前年度と比較して治山は0・5ポイント上昇、その逆に林道については2・06ポイントも下降した。
 11年度、10年度、09年度、08年度における治山工事、林道工事、森林整備の平均落札率を振り返ると、11年度は治山工事が96・11%、林道工事が95・60%、森林整備が96・54%だった。
 10年度は治山が96・44%、林道が95・95%、森林整備が95・59%。
 09年度は治山が96・34%、林道が96・08%、森林整備が97・01%となっている。
 08年度は治山が94・03%、林道が92・72%、森林整備が96・96%だった。
 12年度における治山と林道それぞれの発注件数をみると、治山は工事238件、森林整備111件、委託業務272件の計621件が発注。林道については工事が44件、委託業務が20件の計64件が発注された。
 入札方式別の内訳は治山工事が条件付き一般競争入札6件(すべて総合評価)、指名競争入札218件、随意契約14件だった。委託業務については計272件のうち、指名競争入札が247件、随意契約が25件となっている。
 林道は条件付き一般競争入札が3件(すべて総合評価)、指名競争入札が39件、随意契約が2件だった。委託業務に関しては20件中指名競争入札が10件、随意契約が10件となっている。