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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/08/23

【群馬】1級電気工事施工管理検定準備講習会

 高崎設備協会(阿久澤茂会長)は、22日から1級電気工事施工管理技術検定実地試験の準備講習会を高崎市八千代町の水朋会館でスタートさせた。6月に行われた同検定の学科試験に合格した会員企業の技術者を対象としており、今期は11人が参加する。2009年度から開講しており、前年度は学科・実地試験いずれも全国平均を大幅に上回る合格率を誇っている。11年度は実地試験準備講習会受講者全員が合格するなど、ハイレベルな講師陣を揃え、今期の受講者も合格に向けて準備を開始した。
 開講式で阿久澤会長は「皆さんは大変な難関である学科試験を突破されたが、実地試験は記述式の問題も出てコツも必要だ。講師の方々のアドバイスをよく聞き、全員が合格することを期待したい。合格の暁には後進の指導にあたれるようにお願いしたい。講師陣は大変経験豊富でノウハウも持っている。信頼関係を築いていただき、全員合格に向けて頑張ってほしい」と呼びかけた。
 その後のオリエンテーションでは、講師陣から講習の概要や近年の出題傾向、試験に向けた心構えなどの説明が行われたほか、早速大量の課題が配布された。
 講習会は8月22日から10月10日まで計8回開かれ、電気工学や施工管理、法規・施工方法、施工経験記述1・2の科目講義のほか、過去の合格者から体験談を語ってもらうなど、モチベーションを上げる仕掛けも講じられている。講習日は毎週木曜の午後6時30分からとし仕事にできるだけ影響しないよう配慮もなされている。実地試験日は10月20日。