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建通新聞社四国
2013/09/03

【愛媛】松山市9月補正で学校耐震に6.6億円

 松山市は、30億4700万円余りの一般会計9月補正予算案を6日から開かれる9月定例市議会に上程する。当初からの累計では約1713億0800万円となる。9月補正では、公共施設の耐震化推進など安全・安心を確保する施策に重点が置かれており、主な建設関連の追加内容は、小中学校の耐震化事業に6億6300万円や道路・下水排水路などの整備事業に9億6000万円、太山寺団地の耐震補強、中島支所庁舎改修などを盛り込んでいる。
 一般会計の9月補正額は30億4753万円で、当初からの累計は1713億0786万円となる。
 主な建設事業関係は次の通り。
◇総務理財関係
 中島支所の耐震化と老朽化した設備の改修に4375万円とともに、2014年度の債務負担行為として限度額4億0520万円の議案を上程する。市民会館中ホールの音響・照明設備の改修に1億2132万円。総合コミュニティセンターの設備大規模更新の実施設計に4230万円。
◇文教消防関係
 太陽光発電システム設置として北条小に1160万円、中学校(鴨川中、高浜中、北条南中、南中)に7450万円。小・中・幼稚園への防犯カメラ設置に1118万円。耐震化事業として小学校7校9棟に4億2175万円の他、14年度の債務負担行為に限度額6億3000万円、中学校4校4棟に2億4180万円の他、債務に限度額3億6200万円。
◇市民福祉関係
 つくし園(生活介護事業所)が行う作業棟改築の補助に1396万円、ケアホーム6施設のスプリンクラー設置の補助に1205万円。
◇都市企業関係
 大規模建物所有者の耐震診断費用の補助に8937万円。舗装補修に2億4050万円、橋梁補修に1700万円、道路施設補修に1億1000万円。交通安全施設(二種)整備に3000万円。太山寺団地41棟の耐震補強に6000万円。下水排水路整備事業に2億2940万円。
◇産業経済関係
 漁港施設の機能保全工事に3000万円。土地改良区が行う農道や水路などの補修に対して原材料の交付に1200万円。土地改良事業として農道、ため池、取水堰などの改良に3億2150万円、県費補助の溝辺地区と片山地区の農道整備に1864万円。