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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/09/04

【群馬】西小保方沼を公園整備 伊勢崎市

 伊勢崎市は、西小保方町地内の西小保方沼公園隣接地にある西小保方沼(1万6000u)を埋め立てて新たにグラウンドゴルフ場機能を持つ公園として整備する。本年度中に埋め立てが完了となる見通しで、来年度予算が確保できれば工事へと移行する。本年度は現況測量などを外注し、設計は直営で作成する。

 既存する西小保方沼公園は、地域スポーツの場としてゲートボールやグラウンドゴルフなどに活用されている公園9200u。多目的広場や滑り台、ブランコなどの遊具のほか、簡易トイレやあずまやが設置されている。利用者団体などはグラウンドゴルフの大会が開催できる広さを確保した公園整備を要望しており、市は隣接地の西小保方沼1万6000uを埋め立てて公園機能を移転する計画をまとめた。公園には屋根付きの休憩施設(あづまや)や、遊具、トイレ、水飲み場、駐車場の整備も検討している。現段階では既存公園の跡地利用は未定。
 沼(深さ約2m)の埋め立ては2012年度から公共事業の残土を受け入れて整地を開始しており、本年度中には完了となる見通し。現在は沼の東南部が残っている状況で、今後も引き続き残土を受け入れ、埋め立て完了後に現況測量を発注する。9月補正予算案に測量等業務委託料484万7000円を計上した。
 公園の整備へ向けた設計は市が直営で作成する考えで、グラウンドゴルフの大会が開催できるよう、芝生広場での整備が見込まれる。
 西小保方沼は、伊勢崎市西小保方町地内を通る北関東自動車道の南側、西小保方沼公園の東側に位置している1万6000uのため池として整備されたもの。現公園では敷地不足のためグラウンドゴルフの大会は別会場で開催しているが、利用者の利便性を高めようと今回の計画に至った。