お知らせ
地方ニュース
建通新聞社
2013/09/19
【大阪】千里幹線・河南ループ 来年度末工事発注へ
大阪広域水道企業団は、ライフライン機能強化等事業の補助対象として、千里幹線と河南ループの二つの大容量送水管整備事業を追加した。今後、国に補助申請を行い、２０１４年度末の工事発注を目指す。事業費は千里幹線が約40億円、河南ループが約65億円を見込んでいる。
千里幹線は、既存ルートの２系統化を図るため、千里浄水池からの送水管路である既存幹線をバイパス整備する。既存管路は、約60万人に水道水を供給している重要管路だが、単一管路による送水形態に課題があり、耐震性が危惧されていた。
バイパス管は、箕面市船場東３丁目～豊中市東寺内町に至る延長６・２㌔区間に計画。口径８００～１３５０㍉の大容量送水管として埋設する。貯留能力は約６０００立方㍍。
予備設計は三水コンサルタント（大阪市北区）が担当。実施設計は今後外注し、本年度中に作成する。
河南ループは、河南、柏原、泉北の三つのルートからなり、各ルートを２期に分けて整備する。
今回の追加区間は、各ルートの１期事業分が対象。千里幹線と同様に既存送水管の２系統化を図るもので、口径３００～８００㍉の大容量送水管を築造する。総延長は11・５㌔。
１期事業は19年度末までの完成を予定。20年度から２期事業に着手する。
各ルートの建設地は、河南ルートが富田林市新家～河南町中、柏原ルートが羽曳野市碓井～太子町聖和台、泉北ルートが堺市南区晴美台～河内長野市北貴望ケ丘。
実施設計は河南ルートが西日本設計（大阪市天王寺区）、柏原ルートが大建技術コンサルタンツ（大阪市淀川区）、泉北ルートが内外エンジニアリング（大阪市中央区）で作成中。
同企業団では、大容量送水管整備事業について、国庫補助事業の採択を受けながら進捗を図っており、今回追加した２事業のほか、▽藤井寺ポンプ場～泉北浄水池（口径２０００～２４００㍉、延長20・９㌔）▽中継ポンプ場（松原ポンプ場１カ所）▽庭窪浄水場～諸口（口径１２００㍉、延長６・５㌔）▽上小阪～枚岡ポンプ場（口径１０００㍉、延長４・１㌔）▽庭窪浄水場～樫切山（口径１２００㍉、延長６・４㌔）－の５事業の整備に取り組んでいる。
千里幹線は、既存ルートの２系統化を図るため、千里浄水池からの送水管路である既存幹線をバイパス整備する。既存管路は、約60万人に水道水を供給している重要管路だが、単一管路による送水形態に課題があり、耐震性が危惧されていた。
バイパス管は、箕面市船場東３丁目～豊中市東寺内町に至る延長６・２㌔区間に計画。口径８００～１３５０㍉の大容量送水管として埋設する。貯留能力は約６０００立方㍍。
予備設計は三水コンサルタント（大阪市北区）が担当。実施設計は今後外注し、本年度中に作成する。
河南ループは、河南、柏原、泉北の三つのルートからなり、各ルートを２期に分けて整備する。
今回の追加区間は、各ルートの１期事業分が対象。千里幹線と同様に既存送水管の２系統化を図るもので、口径３００～８００㍉の大容量送水管を築造する。総延長は11・５㌔。
１期事業は19年度末までの完成を予定。20年度から２期事業に着手する。
各ルートの建設地は、河南ルートが富田林市新家～河南町中、柏原ルートが羽曳野市碓井～太子町聖和台、泉北ルートが堺市南区晴美台～河内長野市北貴望ケ丘。
実施設計は河南ルートが西日本設計（大阪市天王寺区）、柏原ルートが大建技術コンサルタンツ（大阪市淀川区）、泉北ルートが内外エンジニアリング（大阪市中央区）で作成中。
同企業団では、大容量送水管整備事業について、国庫補助事業の採択を受けながら進捗を図っており、今回追加した２事業のほか、▽藤井寺ポンプ場～泉北浄水池（口径２０００～２４００㍉、延長20・９㌔）▽中継ポンプ場（松原ポンプ場１カ所）▽庭窪浄水場～諸口（口径１２００㍉、延長６・５㌔）▽上小阪～枚岡ポンプ場（口径１０００㍉、延長４・１㌔）▽庭窪浄水場～樫切山（口径１２００㍉、延長６・４㌔）－の５事業の整備に取り組んでいる。
